中日・大野雄 東京五輪で「金」獲る!「救援」で身を粉にする覚悟

[ 2020年1月4日 05:30 ]

東京五輪への思いを色紙に書いた大野雄
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 中日の大野雄大投手(31)は3日、2020年の新春に「東京五輪での金メダル獲得」という大きな夢を掲げた。

 「自分が現役で、東京でオリンピックがあって野球が競技として復活する。こんなにラッキーなことはない。金メダルを獲る一員になりたい」

 18年の未勝利から一転、昨季は25試合登板で9勝(8敗)、防御率2・58と復活を果たした。シーズン後に開催された「プレミア12」では侍ジャパンに選出され、シーズンとは異なる救援で3試合に投げ2勝、防御率1・80で優勝に貢献。世界一を知ったからこそ、東京五輪でも金メダル獲得のためなら、身を粉にしてまで働く覚悟を決めている。

 「試合の最初からブルペンに入り、準備するしんどさや大変さも分かった。(五輪でも)同じポジションをやりたい」

 もちろん、侍ジャパンに再選出されるためには今季の活躍が不可欠。「選ぶ側も選ぶ理由が必要。しっかり結果を出さないと」。まずはチーム先発陣の柱として白星を積み重ねることが大前提だ。

 「一番印象に残っている金メダルは(2000年シドニー五輪女子マラソンの)高橋尚子さん。日本の女子陸上界で初めて。ずっとテレビでやっていて覚えている」。歴史にも、記憶にも残る金メダリストへ――。勝負の一年が始まった。(徳原 麗奈)

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2020年1月4日のニュース