楽天・青山は2000万円の大幅増でサイン　来季も「どこでも投げるスタイル変えない」

契約更改交渉を終えた楽天・青山は笑顔
Photo By スポニチ

　楽天の青山浩二投手（36）が25日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2000万円アップの年俸7000万円でサインした。14年目のベテラン右腕は、中継ぎとして自己最多となる62試合に登板して2勝4敗、16ホールド、防御率2・70の好成績を残した。

　登板試合は15年の61試合を超えるキャリアハイをマーク。「石井GMからどこでも投げてくれたというところで評価をしていただき、1年間ありがとうと言っていただいた。年は老いてくるけど、来季もどこでも投げるスタイルは変えない」と話した。

　チームのブルペン陣を支えるベテランはさらなる進化を目指し、今オフは新球種のカットボールの習得を目指す。「左打者のインコースに投げてファウルを打たせてカウントをとれれば」と狙いを説明。豊富な経験を生かした投球術にさらに磨きをかけ、チームの勝利に貢献する。