マー君 リーグ優勝決定S初戦で6回無失点快投、勝ち投手の権利持ち降板

[ 2019年10月13日 11:22 ]

ア・リーグ優勝決定シリーズ   ヤンキース―アストロズ ( 2019年10月12日    ヒューストン )

<ヤンキース・アストロズ>ア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第1戦に先発登板したヤンキース・田中(AP)
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 ヤンキース・田中将大投手(30)が12日(日本時間13日)、敵地ヒューストンで行われたアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第1戦に先発登板。6回1安打無失点の快投で勝ち投手の権利を持って降板した。

 レギュラーシーズンで今季107勝を挙げ、2年ぶりのワールドチャンピオンを目指すア軍を相手に田中は初回、先頭から2つの二ゴロの後に一飛と3人で立ち上がりを終え、2回も3者凡退。3回は1死から8番・タッカーに右前打を許すも9番・チリ―ノスを三ゴロ併殺打に抑えた。

 1点の援護をもらった直後の4回は、2つの空振り三振を奪うなどスライダーを有効的に使い相手を翻弄(ほんろう)。5回は1死一塁から5番・アルバレスを右直に打ち取り、判断を誤って飛び出していた一塁走者を右翼手・ジャッジが好送球で併殺に仕留めて切り抜けた。

 6回は3人で切り抜けて、ここで降板。結局、田中は6回68球を投げ、1安打無失点1四球4奪三振。7回からは救援陣に託した。

 田中は5日(日本時間6日)、ツインズとの地区シリーズ第2戦に先発し、5回1失点と快投。ここまで、渡米後のポストシーズン通算は6試合で4勝2敗、防御率1・54と抜群の成績を残し、短期決戦での勝負強さを見せていた。

 味方打線は3番のトーレスが先制の左中間適時二塁打やソロアーチを放つなど4打点の大活躍。スタントンもソロ本塁打を放ち、リードを広げた。

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