巨人も決めた!6年ぶり日本シリーズ進出 岡本同点弾の後、丸が意表突く決勝セーフティーバント

[ 2019年10月13日 18:30 ]

セCSファイナルステージ第4戦   巨人4―1阪神 ( 2019年10月13日    東京D )

<セCSファイナルS 巨・神>ファイナルステージ優勝を決め胴上げされる原監督 (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦が13日、東京ドームで行われ、5年ぶりにリーグ優勝を果たした巨人が3位から勝ち上がった阪神に4―1で逆転勝ちを収めてアドバンテージ1勝を含めて4勝1敗とし、2013年以来6年ぶり35度目の日本シリーズ出場を決めた。19日開幕の日本シリーズでは2位からパ・リーグCSを勝ち上がったソフトバンクと対戦する。

 巨人は0―1で迎えた5回、先頭で打席に入った4番・岡本が2試合連発となる3号アーチをバックスクリーンへ叩き込んで同点。1―1で迎えた6回に先発左腕・高橋が連続四球で招いた無死一、二塁のピンチに登板した2番手右腕・大竹が2者連続三振を含むパーフェクトリリーフで切り抜けると、その裏、一気に攻め立てた。この回、先頭・山本が左翼線に落ちる二塁打を放つと、亀井の犠打などで2死三塁。ここで打席に入った3番・丸が相手の意表を突くセーフティーバントを決めて勝ち越し。7回にはゲレーロが右翼スタンドへ2号2ランを放って試合を決めた。

 9月29日までセ・リーグ4位だった阪神はレギュラーシーズンを6連勝フィニッシュして最終戦(同30日)で3位に浮上し、CSへ進出。2位・DeNAとのファーストステージでは第1戦で6点差をひっくり返すなど劇的な勝利で“下克上”を果たしたが、2014年以来5年ぶり7度目の日本シリーズ進出はならなかった。2回に大山の二塁打から梅野の犠打と糸原の犠飛で1点を挙げて先制。先発右腕・西も6回6安打2失点と好投したが、打線が2安打1得点と援護できなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2019年10月13日のニュース