国学大エース横山 早くも今秋3勝目 「疲れで体が前に…」反省も味方援護に感謝

[ 2019年9月17日 19:17 ]

東都大学野球・第2週第1日   国学院大6―1立正大 ( 2019年9月17日    神宮 )

<立正大・国学院大>5回無失点の好投を見せた国学院大の先発・横山(撮影・木村 揚輔)
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 今秋リーグ戦3勝目にも国学院大・横山楓投手(4年、宮崎学園)に笑顔はなかった。

 「悪かった。疲れで体が前に突っ込み、上半身主導で投げてしまった。きょうは打者に助けられました」。2回に5安打4得点の援護をしてくれたバックに感謝した。

 普段より短い中4日の登板間隔でバランスが狂い、4四球は反省点も直球とカットボールを軸に5奪三振とエースとしての仕事は果たした。DeNA河原隆一スカウティングディレクターも「真っ直ぐは力がある」と評価した。ゆったりと右足を挙げ、1メートル81の体格から投げ下ろす切れ味鋭い直球は魅力がある。

 2010年秋以来、17季ぶり2度目のリーグVへチームも3勝1敗と上々のスタートを切った。

 「自分の投球をすることが勝ち点につながるし(プロへ)アピールにつながる」。横山が全力投球を誓った。

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2019年9月17日のニュース