熊本工 劇的サヨナラ弾の山口「感触がなかったくらい芯に当たった」

[ 2019年8月10日 14:03 ]

第101回全国高校野球選手権大会 1回戦   熊本工3―2山梨学院 ( 2019年8月10日    甲子園 )

<熊本工・山梨学院>延長12回1死、サヨナラ本塁打を放ち、ガッツポーズの熊本工・山口(撮影・北條 貴史)
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 第101回全国高校野球選手権大会の第5日は10日、甲子園球場で1回戦が行われ、第2試合は熊本工(熊本)が延長12回の熱戦を制し、3―2で山梨学院(山梨)に勝利。最後は7番・山口(3年)がサヨナラ本塁打が死闘に終止符を打った。

 まさに劇的幕切れだった。延長12回1死走者なしの場面で、打席には、この日無安打だった山口。ここまで好投を続けてきた相手先発・相沢が投じた初球、「後ろにつなごうという気持ちだったが、思いっきり振れて、ああいう形(ホームラン)になった」と外角低めの直球を強く振り抜くと打球はバックスクリーンへ。試合を決めるサヨナラ本塁打となった。

 試合後、山口は「うれしいです」と率直に述べ笑顔。手応えについては「感触がなかったくらい芯に当たって気持ち良かった」と振り返り「(本塁打を打てたのは)応援のおかげです」と感謝した。

 最後は「今日の試合みたいに粘り勝っていきたい」と次戦・関東第一戦を見据えた。

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