鳴門「うずしお打線」がコツコツ10点 藤中が先制適時二塁打

[ 2019年8月10日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権大会 第4日1回戦   鳴門10―4花巻東 ( 2019年8月9日    甲子園 )

初回1死満塁、先制3点適時2塁打を放つ鳴門・藤中  (撮影・亀井 直樹)
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 鳴門(徳島)は6犠打に2犠飛で10安打10得点。うずしお打線の先導役となったのが藤中だ。

 初回2死満塁で高め直球を捉え、走者一掃の左越え適時二塁打。藤中の祖父、久保士(ひろし)さん(66)は「山びこ打線」で知られる池田が71年夏に初出場した時の「4番・遊撃」。祖父の家には適時打を放った際の写真が額縁で飾られており、藤中は「写真を見て自分も同じ場所でプレーしたいと小学生の時から思っていました。同じようにタイムリーが打てたのでうれしいです」と顔をほころばせ、観戦した士さんは「よう打った。にこにこして帰れる」と破顔一笑だった。

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