DeNA、助っ人コンビで逆転2.5差!「凄く状態が良い」ソト同点打&満塁男ロペス「目標はリーグ優勝」

[ 2019年8月2日 21:16 ]

セ・リーグ   DeNA4―2巨人 ( 2019年8月2日    横浜 )

お立ち台で、タオルを広げる(左から)平良、ソト、ロペス(撮影・久冨木 修) 
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 セ・リーグ2位のDeNAが2日、首位巨人との3連戦初戦を4―2で勝利。ゲーム差を2.5に縮め、奪首へ最高のスタートを切った。

 頼れるハマの助っ人コンビが逆転勝利を呼びこんだ。1-2の6回、代打・石川が左前打で出塁し、2番・宮崎の左前打で1死一、二塁とすると、3番・ソトが巨人先発・菅野が投じた3球目を中前へはじき返し、同点適時打で試合を振り出しに戻した。

 「あの打席はランナーがいたので、しっかりランナーを帰せるように意識して打席に入りました。そこで良いボールが、スライダーがきたので、うまく捉えることができました」と振り返る。「最近は凄く状態が良くて、ボールも良く見えてます。ただ、まだ2カ月シーズンが残ってますので、最後までしっかりとこの状態を続けていきたいと思います」と、リーグ優勝を見据えお立ち台で頼もしいコメントを残した。

 ソトに続く4番・筒香が満塁策の四球で出塁。1死満塁の絶好のチャンスで、迎えた5番・ロペスが真ん中に来たシュートを捉え中前へ。適時二塁打となり、4-2と試合をひっくり返した。

 この殊勲の一打にロペスは「平良が凄くいいピッチングをしてくれていましたし、ソトが同点に追いついてくれたので、満塁で最低でも犠牲フライを打とうと思っていたのですが、ヒットになって凄く良かったです」とコメント。ロペスは満塁の場面での打率が6割を超え、本塁打も3発を放っている“満塁男”だ。「しっかりと集中して自分が打てる球を待っている。これからも同じようにやっていきたいと思います」と好調継続を誓った。

 首位の背中まで、その差はわずか。「大事な3連戦の初戦を取って凄くうれしいですし、今日はしっかりゆっくり休んで、明日また勝ち越せるように頑張りたいと思います」と6カード連続勝ち越しへ意欲。「個人的にもチームにとっても目標はリーグ優勝」と話しスタンドのファンを沸かせ、「ガンバリマス」と高々とヒーローインタビューを締めくくると、みなとみらいの花火に負けないこの日一番の歓声が沸いた。

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2019年8月2日のニュース