ソフトB恒例「鷹の祭典」 工藤監督の印象に残るユニホームカラーは?

[ 2019年7月10日 09:00 ]

<ソ・西12>12回1死満塁 サヨナラ安打を放ちナインに祝福される栗原(左から2人目)(撮影・久冨木 修) 
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 ソフトバンクの恒例イベント「鷹の祭典」が8日、東京ドームで開幕した。今年で14度目の開催となる。17日の日本ハム戦(北九州)、23~25日のロッテ戦(ヤフオクドーム)、26~28日のオリックス戦(同)、8月19日の西武戦(京セラドーム)で残り8試合、計9試合が行われる。

 今年の専用ユニホームは「チャンピオンダッシュブルー」。セ・パ交流戦、レギュラーシーズンで優勝し、NPB史上初の11球団勝ち越しで、ソフトバンクとして初めて日本シリーズを制した11年に着用したカラーをベースにして、さらに鮮やかに進化させた、さわやかな水色だ。

 これまで様々なユニホームが登場してきたが、工藤監督は印象に残るカラーを問われると、「赤と黄色かな。赤はどこのチームが着ても強いイメージがある」。秋山前監督時代の10年、14年は赤を着用し、ともに優勝。シーズン終盤にも同ユニホームを着て、一気に頂点に駆け上がった。工藤監督自身も17年に赤(ストライプ)で栄光を手にした。

 工藤監督就任後の「鷹の祭典」の成績は以下の通り。(鷹の祭典専用ユニホームのデザイン、色)
 15年(熱男レボリューションイエロー)
 7試合6勝1敗
 16年(チャンピオンブルー)※濃い青
 8試合3勝5敗
 17年(1ダホー!ストライプ)※白がベースの赤ストライプ
 8試合6勝2敗
 18年(もう1頂!ゴールデンストライプ)
 10試合4勝5敗1分け
 ペナントレースの結果は、
 15年 優勝
 16年 2位
 17年 優勝
 18年 2位
となっており、鷹の祭典で勝ち越した15年、17年ともにリーグ制覇を達成している。

 8日の東京ドームは水色一色に染まった。西武との初戦は5時間21分の激闘を制し、白星発進。すでに3年ぶりの前半戦首位ターンは決定。2年ぶりのリーグ優勝へ、ペナントレースの行方を握る後半戦序盤の“お祭り”に要注目だ。(記者コラム・後藤 実穂)

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