巨人・高橋6失点炎上で2軍降格「実力不足」投手コーチ3人体制発表も

[ 2019年6月1日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人3―7中日 ( 2019年5月31日    東京D )

5回無死、中日・高橋(後方)にソロ本塁打を浴びる巨人・高橋(撮影・吉田 剛)
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 巨人の5月を象徴するように新人左腕の高橋が崩れて3連敗。セットポジションで3回に4四死球し、2段モーションでも5回に先頭のビシエドから連続被弾した。4回0/3を自己ワーストの6失点で、2軍降格が決まった。高橋は「実力不足です」と肩を落とし、原監督は「ゲームをつくるという点においてはしんどかった」と振り返った。

 4月は月間14勝を挙げた先発が、エース菅野の離脱もあって5月は5勝に終わった。チーム防御率はリーグ5位の3・87。救援陣はリーグ最下位の同4・07と立て直しが急務で、試合前には三沢興一ファーム投手コーチの1軍配置転換が発表された。当面はブルペンを担当する予定で、原監督は「スクラムをより強めにしたいということ」と説明した。

 ベンチに入る宮本投手総合コーチと、基本的にブルペン担当の水野投手コーチの役割を変えず、3人体制となる。15年以来となる専任の投手コーチ3人体制で6月の浮上を目指す。 (神田 佑)

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2019年6月1日のニュース