大谷 3号超低空弾&左腕撃ち適時打でマルチ チームは4連勝ならず

[ 2019年6月1日 13:11 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―4マリナーズ ( 2019年5月31日    シアトル )

敵地でのマリナーズ戦の6回、今季3号ソロを放ち、同僚のカルフーンから祝福を受ける大谷(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が5月31日(日本時間6月1日)、敵地シアトルでのマリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。今季3号ソロを含む、4打数2安打2打点の活躍で打率を.250とし、4試合連続安打をマークした。

 初回の第1打席は遊ゴロで、4回の第2打席も遊ゴロに終った。3点ビハインドで迎えた6回、前の打者2番トラウトがソロを放ち、2死走者なしの場面で迎えた第3打席。相手先発右腕リークが投じた初球のシンカーを強振し、逆方向へ放った打球は、そのまま左翼席へ。18日の本拠地ロイヤルズ戦以来、10試合ぶりとなる今季3号ソロとなり、2、3番の連続本塁打で1点差に迫った。

 再び点差を2点に広げられた8回の第4打席では、2死一、二塁の場面で、3番手左腕ビドルと対戦。カウント0-1からスライダーを振り抜き、左前適時打。またも、1点差に迫る貴重な一打となった。

 チームは、大谷やトラウトの活躍で1点差まで迫るも、マリナーズの救援陣を打ち崩すことができずに敗戦。4連勝とはならなかった。

 解析システム「スタットキャスト」によると、大谷の3号ソロは打球角度20度、滞空時間3・9秒、最高到達点52フィート(約15・8メートルの超低空弾だった。打球速度は107・2マイル(約172・5キロ)、打球飛距離は362フィート(約110・3メートル)だった。

 菊池が先発登板した30日の敵地マリナーズ戦はスタメンから外れてベンチスタート。岩手・花巻東高の同窓対決が期待されたが、代打での出場もなく、実現はお預けとなった。

続きを表示

この記事のフォト

2019年6月1日のニュース