ダル、またも3勝目ならず 6回1失点の好投実らず 自ら同点犠飛も

[ 2019年6月1日 11:29 ]

ナ・リーグ   カブス―カージナルス ( 2019年5月31日    セントルイス )

敵地でのカージナルス戦に先発したダルビッシュ有(AP)
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 カブスのダルビッシュ有投手(32)が31日(日本時間1日)、敵地セントルイスでのカージナルス戦に先発登板。6回1失点の好投、打撃では同点犠飛も放ったが、勝敗は付かずに降板し、今季3勝目(3敗)はならなかった。

 初回、制球が定まらず先頭から2者連続四球や暴投などで1死一、三塁とピンチを招き4番オズナの犠飛で1点を先制された。その後は後続を打ち取り、最小失点で立ち上がりを終えた。

 直後の2回の攻撃、1死三塁という場面で9番に入っているダルビッシュが打席に。相手先発は元巨人で、2014年にはレンジャーズで同僚だったマイコラス。カウント0-2と追い込まれながらも飛球を放ち、三塁走者がホームインし、貴重な同点左犠飛となった。

 3、4回の投球は、ともに3人で切り抜けた。5回は、2死一、二塁とピンチを迎えたが1番カーペンターをフルカウントからツーシームで見逃し三振に取り雄叫びを上げた。

 6回は2死からオズナに安打を許すも、後続を打ち取り、点を与えなかった。結局、6回93球を投げて、3安打1失点3四球6奪三振で防御率は5.02となった。

 チームは、相手先発マイコラスを攻略できずに同点のまま、試合は終盤に突入している。

 ダルビッシュは、前回登板の25日、本拠地レッズ戦で先発し、今季最長の8回途中6失点で降板。今季2勝目を挙げた4月27日のDバックス戦から5試合、勝ち星に恵まれず、足踏み状態が続いていた。

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