広島「4日連続登板」解禁 執念の継投策での引き分け

[ 2019年5月5日 21:19 ]

セ・リーグ   広島3―3巨人 ( 2019年5月5日    マツダ )

<広・巨>広島7番手のフランスア(撮影・北條 貴史)
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 広島が解禁した「4日連続登板」は、明暗が分かれた。1点優勢の9回は、3連投中の中崎が登板した。1死二塁から坂本勇に左前適時打を許して、同点に追いつかれた。

 一方、同点の延長12回には、プロ初の4連投となるフランスアを投入した。この時点でベンチに残る投手は、先発要員のジョンソン、今季2試合登板の藤井皓とフランスアのみ。巨人は、坂本勇、丸、岡本と強打者が並ぶ打順とあって、フランスアを投入せざるを得なかった。

 そのフランスアは、2三振を奪う3者凡退で応え、「疲れは大丈夫です」と胸を張った。

 昨季4連投したのは、一岡の一例のみだった。最大3連投が、チームの基本方針。12連戦という特殊な日程が生んだ苦渋の選択だった。

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