小宮山・早大 白星発進!投打に噛み合い「学生に感謝」

[ 2019年4月20日 14:22 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第2週第1日   早大13―1東大 ( 2019年4月20日    神宮 )

東京六大学<早大・東大>ベンチから拍手を送る小宮山監督(撮影・荻原 浩人)
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 小宮山悟新監督(53)が率いる新生・早稲田が初陣を飾った。打線が2桁17安打13得点すれば、先発の左腕・早川隆久投手(3年)が7回4安打1失点と好投。投打に噛み合いリーグ戦初戦白星を挙げた。

 「学生が頑張ってくれた。監督としてどうこうという試合ではなかったので、学生に感謝しています」。

 プロ野球、メジャーでの現役時代と変わらないサングラス姿で、学生野球の監督としての初戦を戦った。ベンチからのブロックサインはほとんどなし。2回無死一、二塁で打者が投手の早川の場面では、自らバントの構えをして送りバントを指示。3回無死一塁、同じ打者・早川の場面でもバントの構えをした後「内野が前に出てきたら打ってもいい」と大きく口を動かして、バスターの動き。ゼスチャーで「サイン」を送る小宮山スタイルを見せた。

 ロッテ時代のGMで早大OBの広岡達朗氏(87)も観戦するなど、新監督へのOBの期待は高い。6季優勝から遠のいている早大再建へ。「何が正解かは分からないですけど、沢山のOBの方々がきょうも見に来てくださった。みなさんに納得していただける姿を見せたい」。小宮山早稲田が白星でスタートを切った。

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