ソフトB松田、適時二塁打で5連勝貢献「得点圏で打てて良かった」

[ 2019年4月5日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3―0オリックス ( 2019年4月4日    京セラD )

4回2死三塁、松田宣は右越えに適時二塁打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 11年前、2008年のソフトバンクの開幕5連勝にもスタメンで貢献した“熱男”が頼もしくチームを引っ張っている。1―0の4回2死三塁。松田宣は2ボールからの3球目、オリックス・松葉の外角への137キロ直球を捉えた。右中間を破る適時二塁打で貴重な追加点を挙げた。「得点圏で打てて良かった。クリーンアップの後ろで働くことができれば、チームも勝てる」とうなずいた。

 悔しさを胸に挑むプロ14年目のシーズン。昨季はポストシーズンでスタメン落ちを経験した。「今年はやるぞと。ホームランも大事だけど、たくさんヒットを打つことがテーマ」と意気込む。オープン戦ではバットの構えの位置やスタンスの幅などを1週間ごとに変えながら引き出しを増やした。

 山本らオリックス投手陣に12回で1安打に封じられた3日の試合も、その唯一のヒットは松田宣だった。この日は2回の第1打席でも左越えの二塁打を放ち、2安打1打点。広角に打ち分け「自分のポイントで打てている」と手応えをつかんでいる。

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2019年4月5日のニュース