巨人・岡本、2発で同学年・高橋援護「楽になってくれたなら良かった」

セ・リーグ   巨人10―1阪神 （ 2019年4月4日    東京D ）

5回無死、この日2本目の本塁打を放つ岡本
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　巨人の4番が打線に火をつけた。初回2死一塁。岡本が左中間に先制2ランを放り込んだ。同学年の高橋を助ける一発に「（チームでは）数少ない同級生で話もする。結果的に楽になってくれたなら良かった」と笑った。

　5回にはこの日2本目の右越え3号ソロ。1試合2発にも「特に（感想は）ない。まだまだ試合がある」と冷静だ。4回に坂本勇、5回は岡本に続いて亀井もアーチを描き、今季初の1試合4発。先発野手全員安打で同じく初の2桁得点を奪った。

　ベンチでは岡本にあやかろうと丸が体を触ってちゃかすなど「いい雰囲気でできています」とムードは明るい。丸に続く2者連弾で打線を勢いづけた前日は左足に自打球を受けたが、この日は左足甲を覆うようにプロテクターでガード。入念な準備に抜かりもない。

　「この上ないでしょう。（岡本が）このペースで行くならば」と原監督。3試合で計25得点の強力打線。その中心に座る岡本には今季も期待が持てる。　（川手　達矢）