初出場・啓新、植松監督が笑み「当たるべくして当たった」

[ 2019年3月16日 05:30 ]

センバツ組み合わせ抽選会 ( 2019年3月15日 )

第5日第3試合の対戦が決まった啓新・穴水主将(左)と桐蔭学園・森主将 (撮影・奥 調)
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 第91回選抜高校野球大会(23日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われた。創部8年目で初出場の啓新(福井)は5日目第3試合で桐蔭学園(神奈川)との対戦が決まった。

 植松照智監督(39)は全国制覇の経験もある桐蔭学園との対決に腕をぶした。自身が神奈川・相洋高時代、野球部の副顧問で社会科教諭だったのが桐蔭学園の松本夏也部長(48)。「当たるべくして当たりました」と思わず、笑みを浮かべた。

 「松本部長は当たりたくないとお話されてましたけど、こういう舞台で恩師の先生とできるのもなかなかない。よかったです」  桐蔭学園も16年ぶり出場で久々の甲子園となるが、昨秋の関東王者。「高い壁。胸を借りるつもりで」と謙遜したが「とにかく(3番を打つ)キャプテンの森君を抑えることができれば、勝機も見えてくる」と即座にゲームプランも練った。

 主将の穴水芳喜捕手(3年)も「今は勢いが出て、いい練習ができている。チーム力なら負けない。出るだけの大会で終わらせるわけにはいかない」と気合十分。「TOIN」を食って勢いに乗る。

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2019年3月16日のニュース