法大・五明元監督の通夜に1000人参列 江川氏「感謝しかない」

[ 2019年3月16日 05:30 ]

元法大野球部監督の五明公男さんの思い出を語る江川卓氏(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 法大野球部元監督で、1日に大動脈解離で死去した五明公男(ごみょう・きみお)氏(享年75)の通夜が15日、町田市内の斎場で約1000人が参列して営まれた。

 法大が76年春~77年秋に東京六大学リーグを4連覇した時のエースで、五明氏の指導を受けた元巨人の江川卓氏(63)は「凄くショック。穏やかで、本当に真面目な監督でした。感謝しかない」と沈痛な表情で話した。寮では五明氏が毎朝、わざわざ江川氏らを起こしに来たといい「きちょうめんな方。“一生懸命やれ”という言葉を一番覚えています」と振り返った。

 法政二の同期で、61年春のセンバツで優勝した元巨人の柴田勲氏(75)は「僕が投手で彼が2番・右翼だった。元気だったのに…。寂しいね」。2月に連絡を取った際は「4月5日の同期会で元気に会おう」と話していたが、その後に訃報が届いたという。

続きを表示

2019年3月16日のニュース