ロッテ・バルガス、30打席ぶり快音 右打席用バットで2点適時打

[ 2019年3月16日 06:24 ]

交流試合   ロッテ4―2台湾・ラミゴ ( 2019年3月15日    ZOZOマリン )

6回1死二、三塁、右前適時打を放ちベンチ前でガッツポーズするロッテ・バルガス (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 ロッテの新外国人バルガスが、0―2の6回1死二、三塁、外角の134キロ直球を右翼線へ2点適時打した。2月28日の練習試合・ソフトバンク戦(アイビー)以来、9試合30打席ぶりの安打だ。

 「スピードのない投手だったので、右用の重いバットを使った。ミートを心掛けて、タイミングが崩れていたのが改善できたよ」

 台湾・ラミゴの投手は右横手投げ。バルガスは両打ちだが、元々は右打ちで、右打席では左打席用よりも14グラム重い921グラム、1・27センチ長い87・63センチのバットを使う。本来の相棒で迷いも振り払った。

 ダッグアウトに戻るとテレビカメラへ8度、投げキス。「長く待たせたファンのみんなへ愛を伝えたかった」。オープン戦は23打席無安打11三振と意気消沈のカリビアンに普段の笑顔が戻った。 (福浦 健太郎)

続きを表示

2019年3月16日のニュース