巨人、キャンプ地に1億6500万円ブルペン!宮崎県が新設 原監督「ありがたい」

[ 2019年1月18日 05:00 ]

クラブハウスを後にする原監督(撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人が春季キャンプで使用するKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎に、隣接する屋内型のブルペンが新設されることが17日、分かった。6人が同時に投球でき、宮崎キャンプがスタートする直前の今月下旬に完成する。原監督は「全てがいいと思います。あまり、時を使うことなく移動できる。ありがたいですね」と歓迎した。

 指揮官が4年ぶりに復帰する新生巨人を、延べ面積1000平方メートルの新設ブルペンが後押しする。これまでの半屋内型のブルペンは球場から約2キロ離れていて、球団が建設を要望していた。投手陣はマイクロバスなどで約5分かけて移動してきたが、今後は肩を冷やすことなく徒歩で迅速な移動が可能になる。

 天井から太陽光を取り込みながら、雨天にも左右されない同ブルペン。宮崎県が約1億6500万円の予算を割いて、サブグラウンドとともに整備した。「横にあるサブ球場を使って、あれも凄くいい。遠投も(できる)」と指揮官。投手陣は新ブルペンのすぐ横で肩をつくり、フットワークや守備練習を行うこともできる。

 ファンにとっても朗報だ。昨年まで投球練習を見学するためには、運動公園内を周遊している無料バスを利用するか、徒歩で移動する必要があった。今後は1軍メンバーが1カ所に集中することになり、より身近に感じることができる。ファンを大切にする原監督も車での移動なく全体に目を配ることができ、「我々にとっても、ファンの人たちにもいいだろうね。楽しみですよ」と喜んでいる。

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2019年1月18日のニュース