中大延長13回サヨナラ!エース伊藤、無失点ロング救援で劇勝呼んだ

[ 2018年9月13日 18:59 ]

東都大学野球秋季リーグ戦第2週最終日 3回戦   中大3―1亜大 ( 2018年9月13日    神宮 )

 延長13回にも及ぶ激闘は中大・五十幡亮汰(2年=佐野日大)のサヨナラ2ランで亜大を下し今季初勝ち点をものにした。

 五十幡の劇弾を呼び込んだのが5回2死から救援したエース伊藤優輔(4年=小山台)。まだ本調子とはいかなくても低めを丁寧に突き、主軸相手には全力で抑えるメリハリ投球。13回まで4安打無失点に抑え、これぞエースの働きだった。

 「監督からは抑えでと言われていて、15回まで投げるつもりだった。スピードは出なくても、春の入替え戦で抑えられたので、マウンドでも自信を持って立ててます」

 プロからも注目されているがプロ志望届は出さず社会人野球に入り2年後のプロ入りを目指すという。「きょうの3回戦の持つ意味は4年生全員が知っている。きょう勝つと負けるでは天国と地獄。もう入替え戦はいいですから」と初勝ち点に笑顔をのぞかせた。

 開幕で駒大に連敗。この日負ければ連続して勝ち点を落とす大事な一戦だった。シーズン前には「伊藤の調子が上がらなくて」と嘆いていた清水達也監督も伊藤の好投でつかんだ勝ち点1に満面の笑みを浮かべていた。

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2018年9月13日のニュース