レッドソックスが72年ぶりに100勝を達成 コーラ新監督は初年度で3ケタ勝利

[ 2018年9月13日 12:49 ]

フェンウェイ・パークの電光掲示板に示された「100勝」(AP)
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 ア・リーグ東地区で首位を走るレッドソックスは12日、地元ボストンでブルージェイズを1―0で下して3連勝。今季146試合目で1946年(104勝54敗)以来、72年ぶりとなるシーズン100勝を達成した。

 先発のデビッド・プライス(33)が7回を無失点に抑えて今季15勝目(6敗)を挙げれば、抑えのクレイグ・キンブレル(30)は9回を打者3人で抑えて39セーブ目を記録。1912年(105勝47敗)、1915年(101勝50敗)を含め、チーム史上4回目となる3ケタの白星をマークした。

 アレックス・コーラ監督(42)は就任初年度での100勝目。「100勝したことは間違いない。しかしさらなる大きな目標がある。それらに向かって近づいていくだけだ」と喜びは控えめだったが、チームを率いて1年目で3ケタの勝利数を残した指揮官は2003年のフェリペ・アルー氏(ジャイアンツ)以来、15年ぶりで、メジャーでの監督初年度で100勝以上を達成したのは、1993年のダスティー・ベイカー(ジャイアンツ)以来、26年ぶりの出来事となった。

 レッドソックスは残り16試合で6勝するとチームのシーズン最多勝利記録(1912年=105)を更新。ア・リーグ東地区では2位ヤンキース(90勝56敗)に10ゲーム差をつけており、地区優勝へのマジックは「7」となった。

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