中日 8回ピンチも逆転許さず最下位脱出 小熊は7回を投げ2失点の好投で3勝目

[ 2018年8月29日 21:26 ]

セ・リーグ   中日7―3DeNA ( 2018年8月29日    横浜 )

中日先発の小熊(撮影・島崎忠彦)
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 中日がDeNAを振り切り、1日で最下位を脱出した。

 中日は初回、1死二塁の場面で大島がカウント2―1から4球目を振り抜くとライトスタンドのギリギリにスタンドイン。6号2ランで2点を先制した。1点を返された2回、無死二、三塁のチャンスを作ると松井が2点適時打を打って4―1とした。

 3回以降追い上げを許すものの、9回に大島、ビシエドの2連続犠飛で2点を挙げ7―3と突き放した。

 先発の小熊は7回を投げ2失点の好投。8回に祖父江が2安打1四球と崩れピンチを招くが、ロドリゲスの見事な火消ぶりを見せ、1失点で切り抜けた。小熊は3勝目。

 28日の試合で球団記録となる月間43安打をマークしたビシエドは、4打数無安打で記録を伸ばせず。セ・リーグ記録の46安打まで「あと3」のまま。

 DeNA打線は8回に1点を返し、なおも無死一、二塁のチャンスを迎えるが、4番・筒香が痛恨の遊併殺。9回2死満塁の場面では2番・宮崎が三ゴロと、勝負所での1本が出なかった。チームは借金12となり、最下位に転落した。

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