巨人、5割復帰ならず また二遊間にケガ人 マルティネス抹消も

[ 2018年8月10日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―3阪神 ( 2018年8月9日    東京D )

1回無死、マルティネスは左中間二塁打と相手失策で三塁に滑り込んだ時、手を負傷(撮影・岩崎 哲也)
Photo By スポニチ

 巨人に、また負傷者が出た。初回だ。初の1番起用に応えたマルティネスは、左中間二塁打と敵失の間に、一気に三塁を陥れた。その際、ヘッドスライディングで左手小指を負傷。2回の守備から中井に交代し、ベンチに退いた。1日のDeNA戦(横浜)では一塁へヘッドスライディングをした吉川尚が左手を骨折し、3軍でリハビリを行っている。

 病院で精密検査を受けた結果、骨に異常はなかったが、きょう10日の広島戦(マツダ)以降の試合出場は微妙な状況。村田ヘッドコーチは「明日になってみないとわからん。抹消の可能性?それも明日やな」と出場選手登録抹消の可能性についても否定しなかった。

 けが人が続出している。二遊間では坂本勇、吉川尚に続き、3人目。ヤングマンやマシソンらもリハビリ中で、ベストメンバーにはほど遠い。昨年8月から12連敗中の敵地へと乗り込む前に、早くも暗雲が立ちこめた。

 試合も1点差負けで5割復帰はならなかった。高橋監督は糸井に決勝弾を許し5敗目を喫した沢村に「頑張ってもらわないといけない」と奮起を促した。

続きを表示

この記事のフォト

2018年8月10日のニュース