誠也、四球のはずが…気付かず二ゴロ 津川球審「僕の勘違い」

[ 2018年8月10日 05:30 ]

セ・リーグ   広島3―2中日 ( 2018年8月9日    マツダ )

3回1死、鈴木8球目ボール(撮影・岡田 丈靖)
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 広島・鈴木が珍事に見舞われた。9日の中日戦の3回の打席で、フルカウントからの8球目がボール判定にもかかわらず、誰も四球に気付かないまま、10球目を打って二ゴロに倒れた。津川球審は「ボクの勘違い。鈴木選手からも何もなかった」とバツが悪そう。鈴木本人は「終わってから気付いた。(投球が)長いな…とは思ったけど」とけげんな表情。緒方監督は「(気付かなかったのは)ベンチの大きな責任。すみません」と振り返った。

 ≪凡退の不運は40年ぶり≫鈴木(広)が3回にカウント4―2から二ゴロに倒れる珍事。カウント間違いは史上12度目。うち、4ボールから打撃を続行したのは、05年9月3日阪神戦の佐伯(横=左安)以来7度目で、凡退の不運は、78年6月21日ロッテ戦の山村(クラウン=三振)以来40年ぶり4度目だ。なお、3ボールで四球となったケースも07年7月29日中日戦の青木(ヤ)まで5度。

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2018年8月10日のニュース