横浜のスーパー1年生・度会 元ヤクルト父・博文さんの前で快音デビュー

[ 2018年8月10日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第5日・1回戦   横浜7―0愛知産大三河 ( 2018年8月9日    甲子園 )

9回2死、横浜の代打・度会は右前打を放つ(撮影・奥 調)
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 横浜のラッキーボーイが甲子園デビューを飾った。1年生の度会が9回2死で代打起用され、初球を右前へ。南神奈川大会では5打数5安打の代打率10割で、代打連続安打を6に伸ばした。

 「出させてもらった打席は絶対全部ヒットを打ってやる、という思い。この安打記録を続けて貢献したい」。父は元ヤクルトの博文氏(現球団職員)。勝負強い打撃で主に代打で活躍し、ガッツあふれるプレーでファンに愛された。前夜は激励の電話を受け、「顔を残せ」「元気を出せ」など記されたLINEの文章を頭で再確認した。スタンドで観戦した父の前で好発進。「父も元気を出してやっていた。打撃もそうだし、見習っています」。そう元気よく話す度会の帽子のつばから、「元気!!」の2文字がのぞいた。

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2018年8月10日のニュース