【北福岡】東筑紫がサヨナラ勝ち 9回に富田、伊藤がタイムリー

[ 2018年7月14日 19:25 ]

第100回全国高校野球選手権記念 福岡北大会3回戦   東筑紫11-10北九州市立 ( 2018年7月14日    北九州市民 )

サヨナラのホームを踏み、喜ぶ富田
Photo By スポニチ

 点の取り合いとなった一戦は、9回裏に東筑紫の7番・富田の三塁打、8番・伊藤の左前適時打でサヨナラ勝ちした。

 9回1死から三塁打を放った富田は「意地でも次の打者につないでやろうと打席に立った」と上気した表情で振り返った。三塁までの好走が光ったが「ランナーコーチを信じて無我夢中で走った」と笑顔がこぼれた。

 続いてサヨナラの好機に打席に立った伊藤は「変化球が来ると思い狙っていた」と緊張の場面でも捕手らしい冷静な読みで歓喜のサヨナラ打を生んだ。「富田を帰すことしか考えてなかった。絶対に勝てると信じてた」。

 劇的なサヨナラ勝ちに「失点が多かったので、自分で決めたい気持ちもあった」と白い歯がこぼれ「1つずつみんなでプレーしていけたらいい」と今後の戦いへの意気込みを語った。

 7回までは5点リードも、8回に8点を奪われ逆転を許し追う展開に。古賀敬悟監督は「夏はこういうこともある」と苦笑いしたが、逆転されても沈まずに流れを引き戻した選手たちの姿を「絶対にあきらめない、気持ちの強い選手が多い。接戦に強い」と手放しで賞賛していた。

続きを表示

2018年7月14日のニュース