おいの菅野から花束…殿堂入り原氏 天国の父も「喜んでくれている」

[ 2018年7月14日 05:30 ]

マイナビオールスターゲーム2018第1戦(殿堂入り表彰式)   全セ6―7全パ ( 2018年7月13日    京セラD )

殿堂入り表彰で花束を受け取る(左から)松井氏、阪神・金本監督、原氏(手前左から坂本、糸井、菅野)(撮影・山口 和洋)
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 原氏は表彰の最後に巨人・菅野から花束を受け取った。おいに当たる球界のエースに祝福され「ありがとう!」と笑顔。「ファンの皆さまと、何より野球に感謝したい」と、殿堂入りの喜びを改めて口にした。

 巨人監督として、12年間で7度のリーグ優勝に3度の日本一。09年WBCでは侍ジャパンの指揮を執り世界一に輝いた。名将としての地位を築いた原氏が常に背中を追っていたのが、14年に亡くなった父・貢氏だ。東海大相模時代、父子鷹として誰よりも厳しい指導を受けたのは語り草。「父と野球を始めた。天国で喜んでくれていると思う」と語りかけるように話した。

 59歳。永遠の若大将は「野球の発展に尽力したい。子供たちに野球の楽しさ、厳しさをしっかり伝えて、野球少年を増やしたい」と、次なる使命へと目を輝かせた。

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2018年7月14日のニュース