日大三 2年連続ベスト4!“前田幸長ジュニア”聖矢 父の前で公式戦初アーチ

[ 2018年5月21日 20:18 ]

春季高校野球関東大会準々決勝   日大三9―2習志野 ( 2018年5月21日    千葉県野球場 )

日大三・前田聖矢外野手
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 「前田ジュニア」の渾身の一発で、日大三が2年連続のベスト4進出を決めた。0―0の2回1死一塁。前田聖矢外野手(2年)は、初球の内角低めスライダーを振り抜くと、打球は右翼ポールを直撃。公式戦では自身初となる本塁打で先制点を叩き出し「たまたまです。1回戦からいつでも出られるように準備はしていたので、それがホームランにつながったと思う」と話した。小倉全由監督も「前田がポーンと打ってくれて楽になった」と称えた。

 父はロッテや巨人などで活躍した左腕・前田幸長氏。中学時代は父が創設した都筑中央ボーイズで主将として活躍した。観戦に訪れた父の前での活躍に「ホームランを見せることができて良かった」と照れくさそうに話した。憧れの選手はDeNAの主砲・筒香。「自分はホームランバッターではないけど、あんな選手になれたらいいな」と夢を語った。(武本 万里絵)

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2018年5月21日のニュース