清宮 内川バットで不振脱出の糸口を 早速130メートル特大弾

[ 2018年5月15日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム―西武 ( 2018年5月15日    東京D )

11日の試合前に内川(右)と話をする清宮
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 日本ハムのドラフト1位・清宮はソフトバンクの内川バットで不振脱出の糸口をつかむ。13日のソフトバンク戦前に関係者を通じ、内川が使用しているバット3本が届いた。早速、同日のフリー打撃で使用し、10スイングで右翼上段への推定130メートル弾を含む5本の柵越えを放った。

 プロ初本塁打を放った9日に、内川は2000安打を達成。清宮が「(内川の記録達成と初本塁打が重なり)忘れられない一日となる」と話せば、内川も「(期待を背負う)清宮君は常にこんな感じかなと。普通に結果を出すのは凄い。尊敬しかない」としていた。

 「内川モデル」は重さは近いが、長さは自身の33・5インチより長い34インチ。長いバットは内川や柳田ら、しならせる感覚を体得した好打者が使用する。現在、19打席連続無安打中にも「自分らしさは忘れずにやりたい」と前を向く。一流選手のバットで新たな感覚を手にする可能性もある。

 右ふくらはぎ痛で2軍調整中の近藤が近日中に戦列復帰するが、15日の西武戦も清宮は先発出場する見込み。日々、研究を重ねて壁を乗り越える。 (山田 忠範)

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