調整遅れの広島・丸 中堅守った 3月3日にも実戦守備

[ 2018年2月27日 05:30 ]

右肩の違和感発症後初めてシートノックに入って送球も行い、不安を一掃した丸
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 右肩違和感のため守備面の調整が遅れている広島・丸が26日、今春キャンプのシートノックで初めて定位置のセンターに入った。順調なら、西武とのオープン戦(佐賀)がある3月3日にも、実戦守備に就く見込みだ。

 「(沖縄2次キャンプは)今日と明日しかないので、上げられるところまで何とか上げようと思って」

 捕球して内野のセカンド、サードにそつなく送球。浅い打球では本塁へワンバウンドで返した。「延長12回に入って投手がいなくなった時に、投げさせてもらえるよう(な状態)にしておきたい」。表情は明るく、ジョークが口を突いて出た。

 日南1次キャンプの第2クール(6日)から、守備練習での返球など全力で投げる動作を封印。既に70メートルのキャッチボールをこなしているが、紅白戦や練習試合、オープン戦など計7回の実戦は、大事を取って全てDHで出場していた。

 「広島に帰ったら寒くなる。再発したら意味がないけど、なるべく早く合流したい」と前向きに話した。(江尾 卓也)

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2018年2月27日のニュース