日体大 ドラフト候補右腕の東妻&松本が6回無安打リレーで明大に快勝

[ 2018年2月27日 16:41 ]

6回無安打無失点リレーを見せた東妻(左)と松本
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 首都大学リーグの日体大が27日、横浜市の日体大健志台球場で明大とオープン戦を行い、4―2で勝利した。ともに今秋ドラフト上位候補に挙がる152キロ右腕・東妻勇輔と150キロ右腕・松本航が6回無安打無失点リレーを見せた。

 4球団のスカウトが視察する中、先発の東妻は3回を投げ、先頭打者にストレートの四球を与えたものの、それ以降は走者を許さず「沖縄(キャンプ)から帰ってから初戦だったので最初は抜けていたけど、修正できた。(状態は)8割ぐらいできあがっている」と話した。この日は最速146キロだったが、スライダーなどの変化球が光った。「真っすぐに頼らない投球ができて自信になった」と話した。

 4回から2番手で登板した松本は3イニングをわずか28球でパーフェクトに抑えた。140キロ台前半の直球、ツーシーム、カットボールを駆使し「球の切れが増したのを実感した。いろんな変化球も試せた」と手応えを口にした。昨秋の神宮大会を制した同校は、今季も春、秋と全国制覇を狙える戦力を誇る。

 明大は両右腕と3番手・森に7回まで無安打に抑えられた。プロ注目外野手の3番・逢沢は1安打を放ったが、「(東妻、松本のような)こういう投手を打てないと日本一をつかめない」と話した。

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2018年2月27日のニュース