鍛治舎氏 県岐阜商監督に就任 大阪桐蔭・西谷監督に“岐阜立ち入り禁止”令も

[ 2018年2月27日 18:41 ]

3月1日付で母校・県岐阜商の監督に就任する鍛治舎巧氏(右)
Photo By スポニチ

 3月1日付で母校・県岐阜商の監督に就任する鍛治舎巧氏(66)が27日、岐阜市内の同校で就任会見に臨んだ。昨夏まで秀岳館(熊本)を4季連続で甲子園へ導いた新指揮官は「全国の強豪と戦える基礎、基盤をつくりたい。岐阜県のみならず、東海地区を高校野球界の中央にするという意気込み。カンフル剤になれれば」と決意を語った。

 県岐阜商は甲子園に春夏とも県内最多となる28回の出場を誇るが、昨夏は県大会3回戦で敗退。甲子園は15年の選抜を最後に遠のく。鍛治舎氏は会見後にグラウンドへ立ち寄ると、部員の前で「まず甲子園を目指して、100回大会を目指して頑張ろうよ」と語りかけた。

 会見では独特の言い回しで全国の強豪校へ“先制口撃”も行った。西谷浩一監督率いる大阪桐蔭には岐阜県出身で今秋ドラフト1位候補の根尾昂内野手(2年)が在籍するとあって「西谷監督にはこれから(岐阜に)立ち入り禁止にすると伝えました」と話し、笑いを誘った。

続きを表示

2018年2月27日のニュース