阪神・岩崎 先発転向へ“寝兵器” 高級マットレスで故障防ぐ

[ 2018年1月23日 08:14 ]

阪神の岩崎
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 阪神・岩崎優投手(26)が22日、先発転向へ向け「寝床」を変えたことを明かした。昨年末に高級マットレスを購入し、故障の防止に着手。シーズンフル回転へ、心地よい睡眠を求めていく。

 「今まで、マットレスを使ったことがなかったので、使ってみようかと思いました。プロに入って、背中の張りがよく出ているので、そういうものが、なくなれば良いと」

 中継ぎからの配置転換が予想される状況でも、調整法などは「(中継ぎ時と)ほとんど変えてない」と一貫して口にしてきた左腕が、唯一、変化を加えたのが「寝床」だった。

 寮生活では、床板が畳素材のベットを使用。マットレスは敷かずに、4年間を過ごしてきた。昨年12月に虎風荘を退寮後、寝具店に何度か足を運び、約10万円でマットレスを購入。“相棒”に指名したのは、サッカーの三浦知良、ネイマール、エンゼルス・大谷らトップアスリートが愛用する東京西川の「エアー」だった。

 プロ入り以来、「疲れが溜まって来たら出やすい」という背中の張りが、本人にとって気がかりだった。その点、「エアー」は体にかかる圧力を分散させ、なおかつ寝る姿勢を維持できるという優れもの。岩崎の悩みの種を解決し、快眠、さらには快投へ導いてくれるはずだ。

 「今まで先発で1年間、やったことがないので、やるからには開幕から最後までしっかりと投げられるようにしたい。キャンプから全力でアピールしていきたい」

 “寝兵器”の力も借り、開幕ローテーション争いを勝ち抜く覚悟だ。(遠藤 礼)

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2018年1月23日のニュース