侍J 稲葉監督 東京五輪は康晃、勇人に期待

[ 2017年11月30日 18:10 ]

日本代表の未来を語る稲葉監督
Photo By スポニチ

 康晃、勇人、頼むぞ!侍ジャパンの稲葉篤紀監督が30日、都内のホテルで行われた「ニッポン放送 ショウアップナイターCONFERENCE 2018」にゲストで出席。20年東京五輪へ向け、3年後の主力としてDeNA・山崎康晃投手、巨人・坂本勇人内野手に対して期待の言葉を掛けた。

 山崎康は、24歳以下の若手が中心だったアジアプロ野球チャンピオンシップでも侍ジャパンの守護神を務めた。登場する際の「ヤスアキジャンプ」「稲葉ジャンプ」という共通点を持つ2人。同大会の韓国との予選リーグでは、1点ビハインドの場面で山崎康を起用した稲葉監督は「僕も自分で(ジャンプを)経験している。あの時も流れを変えてほしいと思っていた」。そして「20年のオリンピックでは必要になってくるという期待を込めている。そこに向けて頑張ってほしい」と激励。山崎康も「戦力になって、戦う準備をしたい。もっともっと大きくなりたい」と、さらなる成長を誓った。

 稲葉監督と坂本勇は、13年の第3回WBCではともに日の丸を背負って戦った間柄。今年3月の第4回大会ではコーチと選手として世界一を目指した。指揮官はかねてから打撃のアドバイスを送っていたことを明かし、20年東京五輪に向けては「球界全体も考えて、野球界全体を引っ張ってほしい。オリンピックのことも考えながらやってほしいですね」とエール。また、来年3月に行われるオーストラリアとの強化試合では「20年の五輪に向けた選手を集める」と、あらためてフル代表で戦うことを宣言した。

続きを表示

2017年11月30日のニュース