阪神・青柳 ハムドラ2西村にライバル心「プロでは負けない」

[ 2017年11月30日 05:30 ]

阪神・青柳
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 来季3年目を迎える阪神の青柳晃洋投手(23)が29日、帝京大の同期で、日本ハムにドラフト2位で入団した西村(NTT東日本)にライバル心を燃やした。

 「大学の時は向こうがエースだったので。大学で負けた分、プロでは、あいつより有名になりたい。プロでは負けないです」

 普段は笑顔を絶やさない変則右腕も、対抗意識を問われると表情を引き締めた。大学時代はエース格だった西村に次ぐ存在で、4年時も西村が上位指名されるはずだったが、直前のケガで指名漏れした過去がある。

 ひと足早くプロ入りした青柳は、1年目の昨季はシーズン中盤に1軍昇格を果たし4勝をマーク。2年目の今季も、シーズン完走とはいかなかったが、4勝を挙げ白星を減らすことはなかった。

 プロでは、自身の方が実績も経験も勝る。オープン戦や交流戦、日本シリーズといった舞台で、投げ合いが実現する可能性があるが、まずは最も早い公式戦の交流戦での再会を楽しみにした。

 「同じ舞台で投げられるように。お互い1軍にいないといけない。あるとすれば、交流戦という短い期間なんで。そこで勝てるように頑張りたい」

 闘志をかき立てられる、かつてのエースの存在。猛虎のローテーション投手として、その時を待つ。(遠藤 礼)

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2017年11月30日のニュース