中央学院が初V&初神宮 二刀流・大谷9回無死満塁耐えた

[ 2017年10月29日 05:30 ]

秋季高校野球関東大会   中央学院6―5明秀学園日立 ( 2017年10月28日    サーティーフォー保土ヶ谷 )

5回から登板した中央学院・大谷
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 第70回秋季関東地区高校野球大会決勝が28日、神奈川県のサーティーフォー保土ケ谷球場で行われ、中央学院(千葉)が6―5で明秀学園日立(茨城)を下し、初優勝。春夏通じて初の甲子園となる来春のセンバツ出場を確実にしており、11月10日に開幕する明治神宮大会の出場権も初めて獲得した。

 中央学院は9回は1点差に迫られ、なお無死満塁。絶体絶命のピンチで大谷は「自分が打たれて負けるのは嫌だ」と後続を3人で片付け、初の神宮切符を手にした。4番でエース。この日は右翼で先発し、5回に味方が逆転してから登板。3失点もリードを死守した。

 最速145キロで高校通算22本塁打。同じ名字の本家のように「二刀流でいきたい」と話すが、投手ではダルビッシュ(ドジャース)、打者では柳田(ソフトバンク)を手本にしており、今大会を振り返り「直球で抑えられたのは自信になった」と胸を張った。

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2017年10月29日のニュース