ドジャース、敵地勝利で2勝2敗のタイに 9回一挙5点勝ち越し

[ 2017年10月29日 12:27 ]

ワールドシリーズ第4戦   ドジャース6―2アストロズ ( 2017年10月28日    ヒューストン )

9回無死一、二塁、勝ち越しの中二塁打を放ったドジャースのベリンジャー (AP)
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 米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)第4戦が28日(日本時間29日)にヒューストンで行われ、ドジャース(ナ・リーグ)が9回に一挙5点を奪って6―2でアストロズ(ア・リーグ)に競り勝ち、2勝2敗のタイに戻した。

 ドジャースは1点を追う7回2死二塁からフォーサイスの適時打で試合を振り出しに戻すと、1―1の9回には無死一、二塁からベリンジャーの適時中二塁打で勝ち越しに成功。なお1死満塁からバーンズの右犠飛で追加点を挙げると、続くピダーソンの3ランで6―1と突き放し、試合を決定づけた。

 先発ウッドは6回2死まで無安打に抑える完璧な投球。スプリンガーに初安打となるソロ本塁打を浴びて降板したが、6回途中で84球を投げて1安打1失点と試合をつくった。救援の前田健太投手(29)に出番はなかった。

 アストロズはポストシーズンで本拠地初黒星。9回に登板したジャイルズ、マスグローブが計5失点と誤算で、打線はスプリンガー、ブレグマンのソロによる2安打のみに終わった。第3戦でドジャースのダルビッシュを差別する言動があり、来季開幕から5試合出場停止などの処分を受けたグリエルは「5番・一塁」で先発したが3打数無安打だった。

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