巨人の松本 涙の全力走で現役生活に別れ…「宮崎で終わったのも縁」

[ 2017年10月7日 18:31 ]

ファーム選手権   巨人2―5広島 ( 2017年10月7日    サンマリンスタジアム宮崎 )

<ファーム選手権、巨・広>8回1死、代打で三ゴロに倒れ、目頭を押さえながらベンチに戻る松本
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 巨人の松本が現役生活を終えた。8回に代打で登場して三塁ゴロに倒れたが、一塁ベースまで涙を流しながら全速力で走った。「プロ初打席も三ゴロだった。巨人のユニホームを初めて着た宮崎で終わったのも縁があったのかな」と万感の思いを口にした。

 9回、慣れ親しんだ中堅の守備では飛球を難なく処理。試合後はチームメートに8度、胴上げされた。育成選手からはい上がり、新人王やゴールデングラブ賞を獲得したプロ生活に区切りを付け「夢は正夢、というのが自分には合っている」と感慨深げだった。

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