阪神・大和、負傷の左足首は軽症 金本監督10日中日戦起用へ

[ 2017年10月7日 05:30 ]

阪神・大和
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 阪神は6日、大和内野手(29)が大阪市内の病院で精密検査を受けた結果「左足首の軽い捻挫」と診断されたことを発表した。前日5日の中日戦で、守備の際に足首をひねって負傷交代。14日からCSファーストSが開幕する中、今後の状態が心配されたが、幸いにも大事には至らなかった。

 「軽い捻挫じゃない。2、3日すれば、よくなるんじゃないか」

 報告を受けた金本監督も、胸をなで下ろした。2回、遠藤が放った三遊間へのゴロを逆シングルで捕球。その際に左足首を負傷した模様だ。直後の打席では植田が代打に送られ交代。試合途中にベンチ裏からクラブハウスへ引き揚げた後は、応急処理を施して安静に努めていた。

 仮に重症であった場合はCSも危ぶまれたが、今後の試合出場には支障をきたさない見込み。「その(10日の中日戦も出場の)つもりやけどね、今のところ」。現状、指揮官に1軍出場選手登録を抹消する考えはなく、10日の中日戦では起用する意向を示した。

 この日の全体練習には姿を現さなかったものの、甲子園球場内のクラブハウスで軽いトレーニングに励んでいた。安定した守備力に加えて、打率・281を誇るなどチームには絶対必要な存在。CS突破を狙う金本阪神にとっては、不幸中の幸いとなった。 (山本 浩之)

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2017年10月7日のニュース