近畿学生連盟の宮本 ノーヒットも走攻守で存在感

[ 2017年6月25日 20:28 ]

 「第24回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦」が25日、わかさスタジアム京都であり、3位決定戦では阪神大学連盟が近畿学生連盟を4―3で振り切った。

 近畿学生連盟のメンバーとして出場した今秋ドラフト候補、宮本丈内野手(奈良学園大)はノーヒットに終わったものの、初回に犠飛で1打点を挙げ、相手失策で出塁した6回には二盗を決めた。

 守備では遊撃、二塁、三塁と3ポジションを難なくこなした。特に三塁守備ではライン際の痛烈な打球を処理した後に、すばやく一塁へきっちり送球し、能力の高さをみせつけた。

 「負けたのは悔しいですけど、足と守りで貢献できた点はよかった。春季リーグは優勝できなかったので、秋のリーグ戦へ向けてしっかり練習したい」

 大学日本代表にも選ばれており、7月に米国で行われる日米野球でも、マルチな活躍が期待される。

 決勝戦は、関西学生連盟が12―2で京滋大学連盟にコールド勝ちし、通算9度目の優勝を決めた。

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2017年6月25日のニュース