DeNA石田 神宮で復活!2カ月ぶり2勝目は“第2のホーム”初勝利

[ 2017年6月25日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA5―1ヤクルト ( 2017年6月24日    神宮 )

<ヤ・D>2カ月ぶりの勝利に笑顔のDeNA・石田
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 背中に浴びた声援で実感した。クラブハウスへ向かうDeNA・石田にファンから飛んだ、約2カ月ぶりの白星への祝福。やっと帰ってきた。喜びが湧き上がった。

 「この雰囲気を味わうためにやってきた。うれしい。こういう舞台で結果を残すためにやってきた」

 6回まで毎回の7奪三振を要所で奪った。2回2死一、二塁で西田から、5回2死二、三塁からは坂口から。ことごとく三振でピンチを切り抜けた。5安打無失点、無四球。「直球が思った以上にいっていた。それで変化球が生きた」と振り返った。

 3年目で初の開幕投手を務めながら、今季初勝利を挙げたのは4戦目の4月22日の中日戦。その直後、左肘違和感で離脱した。6月13日に復帰して2試合目でつかんだ、約2カ月ぶりの2勝目。しかも法大時代に19勝を挙げた神宮では、この日がプロ4試合での初勝利。「神宮で勝てたというのは他の球場とは違う。うれしいです」と笑みをたたえた。

 借金2の3位。より上位を目指すためには開幕左腕の復活が欠かせない。「エースで連敗を止めるのはチームにとっても大きい。エースのああいうピッチングが必要だった」。ラミレス監督にとっても、単なる1勝以上の意味のある勝利だった。(春川 英樹)

 ▼DeNA・戸柱(先制右前2点打)つないでくれた人に感謝です。何より健大(石田)が投げていたので援護できてよかった。

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