【赤丸急上昇ピッチャー】佐渡・菊地 4番も担う大黒柱 一冬で体重8キロUP

[ 2017年6月21日 08:20 ]

佐渡のプロ注目右腕・菊地
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 第99回全国高校野球選手権大会(8月7日から15日間、甲子園)の地方大会の組み合わせが、各地で着々と決まっている。迫る高校球児の夏本番。ぐいぐい力を付けてきた東日本の「赤丸急上昇ピッチャー」をピックアップした。

 佐渡(新潟)のエース菊地大稀(3年)は、最速143キロの直球が武器の右腕。春の新潟県大会では、初戦から複数のプロ球団のスカウトが視察する中、2回戦で公式戦初完投、3回戦で初完封してその名を上げた。

 1メートル85、80キロという恵まれた体格も魅力だ。冬にはウエートトレーニングで下半身と背筋を中心に鍛え、体重は一気に8キロ増した。チームでは4番も任されているが「冬はほとんどバットを振っていない」というほど投手としての技量を磨いてきた。

 この夏も県内外から注目を集めそうだが「自分はチームを勝たせることだけを考えている」と菊地。剛腕は初めてとなる夏の甲子園を見据えている。

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