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サヨナラ慎ちゃん「最高でーす!」4年ぶり復活弾 長嶋さんに並ぶ7本目

セ・リーグ   巨人4―2中日 ( 2017年4月1日    東京ドーム )

<巨・中>9回2死一、二塁、逆転サヨナラ3ランの阿部(右)は高橋監督と抱き合う
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 サヨナラ慎ちゃんが復活だ!巨人・阿部慎之助内野手(38)が1日の中日戦で、1点ビハインドの9回2死一、二塁で左翼席へ逆転サヨナラ3ランを放った。通算7本目のサヨナラ弾は、球団では長嶋茂雄終身名誉監督の現役時代に並ぶ2位。13度目のサヨナラ打は原辰徳前監督を超えて単独3位に躍り出た。開幕戦に続く2試合連続決勝アーチで、チームは開幕2連勝。4年ぶりの劇打をマークした4番打者が、3年ぶりのリーグ優勝へバットで引っ張っていく。

 ナインが待ち受ける本塁に飛び込む。水を浴びせられることも、強く叩かれもしなかった。38歳の阿部が、若手から少し控えめな祝福を受けた。「最高でーす!最高でーす!最高でーす」。2日連続のお立ち台で、前夜に発しなかった決めぜりふを3度叫んだ。

 前夜は自身の一発で幕が開き、この日は2戦連続決勝打となるサヨナラ3ラン。1―2の9回2死一、二塁。中日ファンの「あと一人」コールの中、外角低めに腕を伸ばした。守護神・田島のフォークを左翼席へ。「覚えてない。ちゃんとベースを踏んだかな」と、笑った。

 興奮するのも無理はない。サヨナラ打は13年以来4年ぶりで、サヨナラ弾は12年以来5年ぶり。02年に4度のサヨナラ打を記録して呼ばれるようになった「サヨナラ慎ちゃん」が帰ってきた。通算7本目の劇弾は球団史上2位の長嶋茂雄氏に並び、最多8本の王貞治氏にも1本差と迫った。

 常勝軍団復活へ、若手の台頭を願う。昨季は右肩痛でプロ入りから最も長い約2カ月の2軍生活。感じることがあった。「まるで学校に来ているような若手が多い」。育成の場としてファームの重要性は理解し、あえて厳しく例えた。「自分で考えないと上にはいけない。自主性がないと1時間目は打撃練習、2時間目守備、3時間目走塁とメニューをこなすだけになってしまう」。自身は2軍練習開始前、早朝から誰もいない室内練習場でバットを振り、背中で手本を示した。

 昨年2軍でともに汗を流した中井、岡本が開幕スタメンを勝ち取り、重信も代走で出場。2軍キャンプスタートだった新人の谷岡、池田の初登板も原動力になった。「ルーキーが頑張っていた。なんとかしたかった」。本塁で待ち受ける若手に、最高の笑顔で応えた。

 打席に入る直前には、開幕から代打待機の村田が右前打。「修一が凄い執念でヒットを打った。奮い立った」と力に変えた。この日の阿部は4回にチーム初安打となる中前打。7回には押し出し四球と全4打点の活躍だ。「連勝でスタートできたのが大きい。勝利の一本を打てるように切り替えたい」。2000安打にあと79本。チームの勝利と記録を積み重ねていく。 (神田 佑)

 ▼巨人・高橋監督(サヨナラ勝ちは)阿部までつないだのが全て。それに応えたのはさすが。

 ≪歴代7位タイ≫阿部(巨)が9回逆転サヨナラ3ラン。自身サヨナラ本塁打は12年8月19日広島戦でミコライオから放って以来通算7本目。ただし、過去の6本は全て同点の場面から。逆転サヨナラ弾はプロ入り初めてだ。これで通算サヨナラ本塁打は歴代6位タイ。巨人では王8本に次ぎ、長嶋と並ぶ2位に進出した。また、サヨナラ安打は通算13本目で、こちらは歴代7位タイ。チームでは王15本、長嶋14本に次ぎ、原の12本を抜いて単独3位に順位を上げた。阿部は前日の中日との開幕戦でも初回に決勝となる先制2ラン。巨人で開幕2戦以上の連続本塁打は13人、16度目になるが、初戦、2戦目ともV弾は阿部が初めてだ。

[ 2017年4月2日 05:30 ]

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