マー君、3年連続開幕投手はSNSで知った 「一番いい状態」と手応え

[ 2017年2月16日 07:38 ]

14日にキャンプインしたヤンキースの田中(AP)
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 ヤンキース・田中将大投手が15日(日本時間16日)、メジャー4年目のキャンプインを迎え、前日に指名された開幕投手への意気込みを口にした。

 前日14日の会見でジョー・ジラルディ監督が、4月2日(同3日)のレイズとの開幕戦に田中を先発させる予定を発表。「(指名は前日に)SNSで知りました」と明かし「きょう“そういうことだから”という感じで話がありました」という。日本投手では史上初となる3年連続の大役へ「非常に光栄なこと。投げる場所がはっきり決まったので、その日に向けてしっかりと自分の状態を上げていって、そこを目指してやっていきたい」と照準を定めた。

 この日は練習前に全体ミーティングが行われ、アップを終えてキャッチボール。その後はノックや投内連係などで汗を流し、ブルペンでの投球練習は行わなかった。すでにキャンプ地のタンパ入り後に3度のブルペン投球をこなしており「過去3年に比べれば今年が一番順調に調整できている。現時点では一番いい状態だと思っています」と手応えを深めている。

 昨年は1年間ローテーションを守り、31試合に先発して大台にあと一歩の199回2/3を投げて14勝4敗、防御率3・07の好成績を残した。今季はそのさらに上をいくリーグを代表する「スーパーエース」の座を求めており、「32試合なのか、33か34試合か分からないけど、1試合でも多く先発したい。リーグトップの一握りの投手は220〜230回は投げると思うので、そこは目指して投げたいなと思います」と目安となる数字を挙げた。

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2017年2月16日のニュース