広島ペーニャ「3割は打ちたい」同郷巨人クルーズから情報収集

[ 2017年2月16日 05:30 ]

入団会見で笑顔を見せるペーニャ
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 正三塁手候補として期待される広島の新外国人、ラミロ・ペーニャ内野手(31=ジャイアンツ)が15日、来日して広島市南区の球団事務所で入団会見に臨んだ。メキシコから約30時間の長旅の疲れを見せず、さわやかな笑顔で巧打と好守を誓った。

 「守備は仲の良い(巨人の)クルーズにとても近いものがあると思う。遊撃手と三塁手に自信がある。チームからは三塁手として期待されていると思うのでしっかりやりたい。打つ方は打率3割は打ちたいし、本塁打は10本くらいは打てると思う」

 ロッテ時代の15年に二塁手としてゴールデングラブ賞を獲得した同郷のクルーズからは来日前に日本球界での配球の傾向やキャンプでの練習内容などについて指南を受けた。打撃では昨季ジャイアンツで打率・299(87打数26安打)を残し、攻守両面で期待を持てる新戦力だ。

 約1カ月前までメキシコのウインター・リーグに参加し、「今の体の状態は80〜85%。しっかり動くと思う」と自信をのぞかせる。17日にキャンプ地の日南へ入る予定だ。 (柳澤 元紀)

 ◆ラミロ・ペーニャ 1985年7月18日生まれの31歳。メキシコ・モンテレイ出身。05年にヤンキースと契約し、09年4月にメジャーデビュー。ブレーブスを経て16年はジャイアンツで30試合に出場。13年WBCではメキシコ代表。16年秋の侍ジャパンとの強化試合でもメキシコ代表として出場して野村(広島)から本塁打。1メートル80、91キロ。右投げ両打ち。

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