オリドラ1山岡「理想型は黒田さん」18日広島戦で“新球”予告

[ 2017年2月11日 05:30 ]

オリックスの山岡
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 オリックスのドラフト1位・山岡泰輔投手(21=東京ガス)が対外試合デビューを予定する18日の広島との練習試合(清武)で“新球”を投入する考えを明かした。

 「ツーシームを使おうと思っています。使えるようになれば一番いいけど、打者に“ある”と思わせるだけでも違いますから」。オフから練習を始め、今キャンプでも午後から2度目のブルペンに入った2日に入念に感覚を確認。以降も着実に試投を重ねてきた。

 宝刀スライダーを最大限に生かすためにも右打者の内角を突く球種の習得は急務。「理想型は黒田さん。自在に操ることができれば…」。昨年、現役引退した黒田博樹氏が最大の武器とした球種で、左打者の内角ボールゾーンからストライクゾーンへと入れるフロントドアの完全習得までを思い描いた。ドジャース・前田から伝授された高速シンカーに並行し、黒田氏をお手本としたツーシームの習得中。「1年目が大事。計算してもらえるようにならないと」。即戦力右腕はどこまでも貪欲だ。 (桜井 克也)

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2017年2月11日のニュース