阪神・糸井 マシン打撃再開へ 本隊合流もうすぐ

[ 2017年2月11日 05:30 ]

阪神の糸井
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 右膝関節炎で別調整中の阪神・糸井が、早ければ、11日からの第3クール中にマシン打撃を再開することが分かった。球団関係者が「状態次第だが、良ければマシン打撃や、本格的に走る段階に入る」と明かした。

 1月24日に故障が発表され、キャンプ開始後も完全別調整を続ける一方、リハビリの経過は極めて順調だ。9日にはダッシュを解禁。力の入れ具合は半分程度ながら40メートルの距離を2往復。ジグザグ走も1往復するなど軽快な足の動きを披露し、「大丈夫。順調に来ています。全然いける」と手応えを明かしていた。

 既にキャッチボールの距離も最長70メートルまで伸ばし、患部以外の状態はほぼ万全に近づいている。8日には従来のティー打撃に加え、目慣らしを目的に打撃マシンに向かって23球のバント練習後、はやる気持ちを表すようにバスターを含む2度のスイングで感覚を確かめていた。

 同じ関係者が「次の段階はマシン打撃などのメニューになる」と見通すように本格的な打撃練習の再開は目前に迫ってきた。13日のDeNAとの練習試合(宜野座)を皮切りに対外試合も始まる第3クール。激しい競争が本格化する本隊のそばで糸井も全体合流へ向けて調整段階が上がっていきそうだ。

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2017年2月11日のニュース