危険なスライディング認定 走者アウト&警告か一発退場

[ 2017年1月31日 05:30 ]

例として挙げられた日本ハム・田中(右)のスライディング
Photo By 共同

 日本野球機構(NPB)は30日、東京都内で今季から導入が決まっている「併殺を試みる塁へのスライディング」および「リプレー検証」の規定について、マスコミ向けの説明会を行った。

 今年から公認野球規則に「正しいスライディング」が加わった。昨年まで基準は「守備妨害」があったかどうかだったのに対し、今年は「走者の危険なスライディング」も判断に加わる。

 説明会では、昨年4月3日の日本ハム―ソフトバンク(東京ドーム)の田中の走塁例も出された。6回無死一、三塁から打者の三塁ゴロで、一塁走者の田中が二塁手の川島に足を投げ出すようにスライディング。当該審判員は守備妨害をとらず、二塁アウトで三塁走者の得点も認められた。だが、今年の規定では「危険なスライディング」と判断され、田中はアウトになるとともに警告、もしくは一発退場となる可能性が示された。

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2017年1月31日のニュース