ヤクルト 山中、競輪場で下半身強化「完投増やしたい」熊本復興支援も

[ 2017年1月8日 16:42 ]

競技用自転車をこいでトレーニングするヤクルトの山中
Photo By 共同

 ヤクルトの山中浩史投手が8日、熊本市の熊本競輪場で昨オフから取り組む自転車トレーニングを公開した。雨のため室内で約2時間バイクをこいで下半身強化に努め「きつい時に力を発揮するのが投球につながる。完投数を増やしたい」と語った。

 昨季3完投をマークした下手投げ右腕は、小川、石川に続く存在として期待される。自覚は十分で、体力の充実ぶりに熊本・必由館高の同級生である競輪の松岡孝高は「去年よりすごく強くなり、粘りが出ている」と驚く。山中は「やることはやっている。あとはどれだけ結果を残すか」と顔を引き締めた。

 練習後は熊本地震でひび割れ、レース開催ができなくなったバンクを歩いて1周した。今季は神宮球場の年間シートを購入し、熊本県アンテナショップの買い物客を招待するプランを温めており「僕らを見て、頑張ろうと思ってくれたら」と話した。

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2017年1月8日のニュース